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GEアビエーション、最後のA330向けCF6-80E1エンジンを納入

© GE AVIATION
CF6エンジン イメージ

GEアビエーションは2021年10月初旬、エアバスA330型搭載用に製造された最後のCF6-80E1エンジンをチャイナエアラインに納入しました。チャイナエアラインは、A330の導入に合わせ約20年にわたりCF6エンジンを運用しています。

CF6エンジンはダグラス製DC-10-10に初めて搭載され、2021年8月に航空機への搭載、運航から50年を迎えています。CF6-80E1エンジンは、CF6エンジンの最後の派生系としてA330専用に開発され、1994年に稼働して以降、約25年に渡って使用されています。

なお、GEのCF6エンジンファミリーは、TF39ミリタリーエンジンの技術に基づいて開発され、現在までにCF6-6、CF6-50、CF6-80A、CF6-80C2、そしてCF6-80E1と5種類のエンジンが開発され、主に民間商用機に搭載れています。これらのエンジンは、累計で4億6,000万時間を超えるエンジン飛行時間を記録しています。

A330向けのCF6-80E1エンジンは、旅客機に加え、貨物機にも搭載されており、A330の旅客機から貨物機への改修に市場の関心が高まっており、今後も使用される見込みです。