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フィンエアー、ロシア領空閉鎖に伴う影響 労働組合と協議

© AIRBUS
フィンエアー スタッフ イメージ

フィンエアーは2022年3月3日(木)、ロシア領空の閉鎖に伴い、パイロットと客室乗務員の自宅待機について、労働組合の代表者と協議したと発表しました。フィンエアーは、アジア路線の運航便数を増やす計画がありましたが、上空禁止の影響を受け、便数やパイロットと客室乗務員の必要人員を推定しています。フィンエアーに所属するパイロットと客室乗務員は2,800人で、この全員に影響する可能性があります。

ロシアが発行した運航情報「NOTAM(ノータム)では5月28日(土)まで、上空通過が禁止されています。このため、ロシア上空を通過しない経路でシンガポール、バンコク、プーケット、デリー線を運航、成田線を3月9日(水)から再開します。また、韓国、中国への定期便の一部を運航する検討が進められています。

ロシア領空を避ける経路で運航する場合、飛行時間が長くなるため、価格が上昇するジェット燃料を多く使用することになり、損益分岐点も上昇する可能性があります。このため、コロナ禍ではアジアとヨーロッパ間で旺盛な貨​​物需要に支えられ、アジア路線を運航してきましたが、急激に変化し、先の見通すことのできない環境変化を受け、労働組合との自宅待機などの措置を再考する必要性が生まれています。