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新千歳空港、「着陸誘導装置」更新工事を8月から実施 悪天時の着陸に影響も

© FlyTeam 採れたてほしいもさん
新千歳空港 2020年1月11日撮影 JA712A ボーイング777-281 全日空

国土交通省 東京航空局は、2025年8月7日から2026年3月1日までの予定で、新千歳空港に設置されている計器着陸装置(ILS)の更新工事を行うと発表しました。工事期間中は代替装置が設置されますが、視界不良時の着陸条件が普段より厳しくなるとしています。

ILSは、着陸する航空機を電波で滑走路まで誘導する装置。地上側で発信した誘導電波に従って、航空機は視界不良時にも滑走路に着陸できます。装置のグレードは誘導精度により大きく3段階に分かれており、最上級の「CAT-Ⅲ」では霧などで無視界の状況でも自動着陸が可能です。

新千歳空港では、北側からの着陸に使用される「滑走路19R」に、CAT-ⅡおよびCAT-Ⅲに対応した設備が設置されています。かつては視界不良により年間約90便が欠航していましたが、CAT-Ⅲの導入により大幅に改善された経緯があります。

期日: 2025/08/07 〜 2026/03/01
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