アメリカ空軍は、エドワーズ空軍基地で実施されているF-35の試験飛行が、兵装のインテグレーション・フェーズへ入ったと発表しました。2012年10月26日には、F-35A初のAIM-120 AMRAAMのデータリンクを使用する飛行試験に成功しました。
10月にはAMRAAMとJDAMのダミーを使用したウエポン・ベイからの投下試験も成功させています。そして次の段階として機体と兵装の統合(インテグレーション)試験へと進んでいます。10月26日の試験ではロケットモーターはないものの、実弾と同じ電子装置を搭載したAMRAAMが使用されました。
インテグレーションが確認されれば、2013年初期には兵装投下精密テスト・フェーズと実弾発射試験へ進みます。第412試験航空団(412TW)プログラム・マネージャーは「来年の2月から4月の終わりには、週に2基の兵装を発射しているだろう」と述べています。