シンガポール航空は2013年9月19日、インドのタタ・グループ傘下のタタ・サンズとインドでの航空会社設立で合意、覚書を締結しました。インドの外国投資促進委員会(FIPB)に承認の申請も行いました。
設立する新会社はFIPBの認可を条件に、デリーを拠点にフルサービスの航空会社を運航します。株式はタタ・サンズが51％、シンガポール航空が49％です。タタ・サンズではシンガポール航空との提携により、同社がフルサービス航空会社の運営で獲得しているハイスタンダードなサービスがインドでも大きな可能性があるとしています。
シンガポール航空でもインドの航空自由化を受けて、フルサービスの航空会社の充実を図ることで、勝機があるとしています。航空会社の名称、マネジメント・チーム、サービスなどは段階的に発表する予定です。