デルタ航空はこのほど、長距離国際線のエコノミーで新たに「スリープキット」を導入し、機内サービスアイテムを強化したと2014年4月10日に発表しました。対象路線は、日本発着のアメリカ本土路線、ハワイ路線、シンガポール線、バンコク路線をはじめ、アメリカ本土と韓国、中国、オーストラリアを結ぶ太平洋路線や大西洋路線などです。
スリープキットは、アイマスクと耳栓が入り、4月から客室乗務員が機内で配布し、食事後には水のペットボトルの配布も行っています。ペットボトルの提供はすでにフライト時間が12時間以上の超長距離路線で実施しており、2014年夏までに他の長距離路線にもサービスを拡大します。
また、2014年夏までに全ての国際線エコノミー、アメリカ国内線ファースト、エコノミーで配布する機内エンターテインメント用のイヤホンをアップグレードします。
デルタ航空は乗客のフライト体験を向上させるため、数十億ドル規模の予算で新シート導入やアメニティキットのリニューアル、手荷物スペースの拡大、全シートへの電源設置などを実施しています。