エアバスはA320の主翼をウィングチップからシャークレットへ変更するレトロフィットの人気が高まっているとアピールしています。シャークレットへの変更はジェットブルーがA320ファミリー110機について2013年に発表。コミットメントを含め、191組、オプション36組の発注で、最近ではトルコ航空が44組を確定発注しています。

エアバスによると、現在はA320ファミリー3,500機近くが、シャークレットのレトロフィットの対象で、単通路機の燃費削減、4％の温暖化ガス削減につながるとしています。

これまではシャークレット装備に主翼の変更を必要としない機体を対象に、レトロフィットを提供してきましたが、主翼構造の一部変更が必要な機体についても2015年前半にも本格的にシャークレット装備がはじまります。また、装備には飛行制御コンピュータのパラメータを調整する必要があります。

エアバスでは、このシャークレット装備について、アジア太平洋地域で特に導入を進めていきたいとしています。