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小野寺防衛大臣、F-35の増備を検討、アジアの整備拠点誘致にも意欲

アメリカを訪問中の小野寺五典防衛大臣は2014年7月9日、ロッキード・マーティン・テキサス州フォートワース工場視察後の記者会見で、F-35の増備を検討するとの考えを明らかにしました。

小野寺大臣はF-35の組み立てラインや完成機を視察し、同機の優秀性を確認し、F-35の国際共同生産に日本が関わるため防衛省としてサポートすると話しました。また、購入機数について当初42機としていますが、日本が生産に関わり、量産によりコストが下がればF-15の後継機として増備を検討するとしています。

アメリカ以外にF-35の組み立て工場が設置されるのは、イタリアと日本だけであり、愛知県小牧の工場がアジアの整備拠点「リージョナル・デポ」としての役割も果たすよう体制を整えるとしています。

F-35の火災事故についてもアメリカ側からの説明を受け、日本への納入スケジュールやソフトウェアの開発スケジュールについても変更がないことを確認しました。