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ダッソーのファルコン8X、初号機組立が完成に近づく 7月末に電源投入

ダッソー・アビエーションは2014年7月22日、ファルコン8Xの初号機製造が完了に近づいていると発表しました。ファルコン8Xは主翼が胴体に接合され、エンジンも搭載され、最初の電源投入、地上試験に向けた準備が進められています。
 

ファルコン8Xは6450海里、およそ11,945キロメートルと超長距離の航続距離を飛行するビジネスジェットで、2016年半ばの型式認定を目指しています。ファルコン7Xをベースに、顧客が好みにあわせ客室のレイアウトを選択できます。
 
ファルコン8Xの初号機の胴体はビアリッツの組立工場に5月に到着し、7Xより600ポンド軽い主翼は6月中にボルドーから到着し、6月末に尾翼と共に胴体に接合されました。この機体は保守、補修の作業のしやすさが特徴だとしています。
 
エンジンはファルコン7Xに搭載するPW307Asよりも5%以上の推力が向上したプラット・アンド・ホイットニー・カナダのPW307Dエンジンを採用しており、7月初めに搭載しました。

初めての電源投入は7月末の予定で、テストスケジュールに従い準備が進められ、2015年の早期に初飛行し、2016年末までに初号機をデリバリーする予定です。