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アメリカ政府、日本へAMRAAM最新型の輸出を承認

© U.S. Air Force
F-35A ライトニングII AMRAAMの実弾発射訓練

アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2014年12月12日、国務省が日本へAIM-120C7 AMRAAMと付属品、部品、サポートなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。

日本政府は、AIM-120C7先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)17基と訓練用キャプティブ弾2基、コンテナ、付属品、部品、サポートなど推定3,300万ドル分の輸出を、アメリカ政府に求めています。

DSCAはこの輸出がアメリカの国益、日米安全保障条約と一致し、地域の軍事バランスを変えないと評価しています。

航空自衛隊は、レーダー誘導の中距離空対空ミサイルとして国産の99式空対空誘導弾(AAM-4)を開発・運用しており、AIM-120は少数を購入し試験・訓練に使用しただけでした。今回の輸入が前回同様に試験や訓練目的なのか、F-35Aの導入準備なのかは不明です。