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アリタリア、3ハブ空港でネットワーク拡充 エティハドとも提携強化

© ALITALIA
アリタリア航空 日本路線にも投入する777-200

アリタリア航空は、2015年1月20日、同社の新たな戦略を発表しました。プレミアム航空会社として運営、そのサービス、ブランドなど各種の戦略を発表していますが、運航路線では新路線を含め、エティハド航空との協力を深化させます。

ネットワーク展開のうち、ハブ空港はイタリアの3空港を選定しました。ミラノ・マルペンサは、長距離路線の拠点で、便数を増加させ、ミラノ・リナーテでは他社との接続を良くするための便数増加を実施していきます。ローマ・フィウミチーノは長距離路線、短・中距離路線ともに拡大させます。ネットワーク全体で、既存、さらに新規の提携航空各社と接続性を重視したスケジュールを組み、コードシェアを含め最適化を図ります。

このうち、ローマ発着で、ベルリン、デュッセルドルフ、サンフランシスコ、メキシコシティ、サンティアゴ(チリ)、北京、仁川線に新規就航し、ニューヨーク、シカゴ、リオデジャネイロ、アブダビ線は増便します。

ミラノ・マルペンサ発着では、アブダビ線のデイリー運航を増便するほか、上海線で週4便、成田線で週2便をそれぞれ増便し、計13便を増便します。

エティハド航空との提携も強化し、ヴェネツィア、ミラノ、ローマ発着のアブダビ線を増便し、アブダビ以遠はエティハド航空の運航でインド、東南アジア、中国、オーストラリアとの接続性を高めます。