ユナイテッド航空は2015年10月27日、ブラジルで最大の就航都市数にネットワークを展開するアズール・ブラジル航空と提携を拡大し、コードシェア便の運航を開始すると発表しました。これにより、両社のフライトを含む旅程で、航空券の一括予約・購入、最終目的地まで手荷物預入れ、搭乗券の発行が可能になります。これにより、アメリカとブラジル間の乗継ぎ利便性が向上します。アズール・ブラジルにとっては、初めて国際線をユナイテッド航空とコードシェアします。

アズール・ブラジル航空は、ブラジルとシカゴ、ニューヨーク、ヒューストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ボストン、ラスベガス、ワシントンD.C.の8都市を結ぶユナイテッド運航便に「AD」便名を付与します。自社便でアメリカに乗り入れるフォートローダーデール・ハリウッド空港、オーランド国際空港を経由し、アメリカ各都市へ乗り継ぐことも可能です。

ユナイテッド航空は、アズール・ブラジル運航のサンパウロ・グアルーリョス空港発着でゴイアニア、ベロオリゾンテ、クリチバ、ポルト・アレグレ、リオデジャネイロ(サントスデュモン)、ブラジリアのブラジル6都市と結ぶ便に「UA」便名を付与します。

また、マイレージプログラムでは、ユナイテッド航空のマイレージプラス会員は2014年からアズール・ブラジルの搭乗でマイル獲得、交換が可能でしたが、アズール・ブラジルのTudoAzul会員もユナイテッド航空の搭乗でマイル獲得、交換が可能になりました。