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ガルフストリーム、G600で胴体と主翼を接合 G500はTIAを獲得

© Gulfstream Aerospace
G600の胴体

ガルフストリーム・エアロスペースは2016年4月11日(月)、G600飛行試験機の初号機で主翼と胴体の接合を実施したと発表しました。ガルフストリームはG600プログラムが着実に進展しているとコメントしています。

G600の生産と同時に、G500の飛行試験プログラムはアメリカ連邦航空局(FAA)​​から、飛行試験機の1機目で型式検査承認(TIA)を獲得しました。これにより、設計要件を満たしたことが認められ、飛行試験機を使用し、FAAのパイロットが同乗した型式証明の取得に向けた最終的な飛行試験を行うことができます。

G500は2015年5月18日(月)、飛行試験初号機が初飛行し、最大速度はマッハ0.995、最大高度は16,154メートルを記録しており、100回目のフライトを完了しています。現在の飛行試験は4機で実施しており、飛行時間は800時間以上を記録しています。

ガルフストリームはG500で、今後、5機目の飛行試験機「P1」を投入し、内装装備うや客室の各種仕様の試験を行います。

G500は2017年に型式証明を取得し、2018年に納入する予定となっており、G600は2019年にも営業飛行を開始する予定です。