ヴァイキング・エアは2016年10月3日(月)、ボンバルディアの水陸両用航空機プログラムの買収を完了したと発表しました。これは、ボンバルディアが手がけていたCL-215、CL-215T、CL-415とその派生型の製造と型式証明を全て譲り受けるものです。
これにより、ヴァイキング・エアは機体製造、派生型の製造などに加え、運航されている機材の11カ国、170機超の運航サポートも行います。ヴァイキング・エアは、空中消火能力が重要になってきているとし、同社が顧客との対話を通じ、今後の協力を楽しみにしているとコメントしています。
CL-415は水陸両用機として、特に消防任務で使用されており、そのほか海上パトロール、捜索救助など、さまざまな任務で使用されています。CL-215として1969年に開発が始まり、1994年にはCL-415に発展、世界各地で航空消防機として知られています。