KLMオランダ航空は2017年4月12日(水)、中国からジャイアントパンダの「Xing Ya」「Wu Wen」と2頭を輸送する特別フライトKL0892便を、成都発アムステルダム着で運航しました。輸送には747-400コンビの機体記号(レジ)「PH-BFT」、愛称「Tokyo」が使用されました。機種部分には輸送した2頭を表すデカールが施されました。
成都で開催されたお別れ式を経て、KLMの747に搭乗した2頭のパンダは、アムステルダム・スキポールに到着、盛大な歓迎を受けました。また、新たな住居となる動物園「Ouwehands Zoo」では、駐オランダ中国大使やKLMの社長兼CEOなども出席した歓迎式典が開催されました。
KLMがパンダ輸送に携わったのはこれが4回目で、中国からアムステルダムへ輸送したのは今回が初めてとなりました。KLMの貨物部門、KLM Cargoは、パンダ以外にもさまざま動物輸送を担っており、最良の方法で動物たちに付き添い、適切な対応をしながら輸送しており、本拠のアムステルダム空港には世界の航空会社でも珍しい動物専用ホテルも備えています。