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リパブリック・エアウェイズ、チャプター11脱却 E170/E175に機材統一

アメリカのリージョナル路線を運航するリパブリック・エアウェイズ・ホールディングスは2017年5月1日(月)、チャプター11(アメリカ連邦破産法第11条)から4月30日(日)付けで脱却したと発表しました。これにより同社は世界最大のEジェット運航会社、アメリカでは2番目に規模の大きなリージョナル航空会社として新たなスタートを切ります。同社は2016年2月にチャプター11を申請し、同年11月には連邦裁判所に再建計画を提出、2017年第1四半期にチャプター11から脱却する予定と発表していました。

これを受け、ブライアン・ベッドフォードCEOは、優れた運用実績と信頼性をもたらす航空会社としてリパブリック・エアウェイズを再編し、財務と業務効率を向上させるためビジネスモデルを簡素化すると述べています。また、同社はチャプター11申請理由として保有する古い機材の再構成と、運航乗務員の不足による収益低下をあげていましたが、脱却後について新たな条件で雇用を守っていくともコメントしています。

機材数は3月31日現在、E170とE175の2機種で170機を保有しており、2017年中に18機を受領し、10%超の機材数の増加を計画しています。チャプター11で、ERJ-170とERJ-175の体制とシンプルな機材構成とし、以前のDHC-8-400、ERJ-190は退役させています。

リパブリック・エアウェイズは、再建は同社の主要顧客であるアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の座席購入契約(CPA)を締結する航空会社や、航空機リース会社、サプライヤーなどの協力無しには成し遂げられなかったとしています。これにより、引き続きアメリカを中心に、カナダ、カリブ海、中米地域の105都市、1日900便を安全、かつ快適で、信頼性の高い航空輸送事業を継続できるとしています。

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