国土交通省、北海道、旭川市、帯広市は2018年4月25日(水)、北海道内7空港の一括運営委託に向け、公募条件、公募手続、選定方法、スケジュールなどを定めた募集要項などを策定し、公募選定手続きを開始しました。

7空港は国管理の新千歳、稚内、釧路、函館、特定地方管理空港の旭川、帯広、地方管理空港の女満別が対象です。事業期間は30年間で、不可抗力などによる延長を含め最長35年間です。

事業範囲は、空港運営等事業、ターミナルビル事業・駐車場事業などで、公募により運営者を選定し、選定された運営者は、滑走路などの運営とターミナルビルの一体的な運営、公的最大負担額の削減案の提案を行います。いずれも民間のノウハウを活かして北海道内7空港の利用推進・サービスの向上を図る事業です。

今後は、5月9日(水)に募集要項に関して国土交通省、旭川市、帯広市、北海道の合同説明会、2018年8月16日(木)に第一次審査書類の提出期限、9月頃に第一次審査結果の通知、2019年5月頃に第二次審査書類の提出期限、7月頃に優先交渉権者の選定、2020年1月15日(水)にビル施設等事業開始、6月1日(月)から新千歳空港運営事業開始、10月1日(木)から旭川空港運営事業開始、2021年3月1日(月)から稚内、釧路、函館、帯広、満別空港運営事業開始が予定されています。