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ヒースロー空港、ジャガー電気自動車「I-PACE」を夏から導入へ

© LHR Airports
ヒースロー空港が導入する電気自動車

ロンドン・ヒースロー空港は2018年5月7日(月)、イギリスの高級車メーカー「ジャガー」と旅行サービスの「WeKnowGroup」と提携し、同空港の送迎にジャガーの電気自動車SUVモデル「I-PACE」を最大200台導入すると発表しました。

この提携は、大気環境改善と空港内また周辺の電気自動車の利用を高めるイニシアチブへの、ヒースロー空港のコミットメントを示す取り組みです。同空港が参照する研究によると、ロンドンにおける自動車の最大58%が2030年までに電気自動車に移行することが予測され、ロンドンの平均二酸化窒素濃度を8%程度減少させ、大気環境の向上が見込まれています。

ジャガーの「I-PACE」は最新の電動自動車で、航続距離は298マイル、およそ480キロメートルで、全輪駆動のパフォーマンスを全て電動で行います。ヒースロー空港では、まず2018年夏から50台を導入し、その後1年間で150台を追加する可能性があります。ロンドンを起点とする旅行者は空港への送迎に電気タクシーがより利用可能となった場合、32%が「どちらかというと使う」「たぶん使う」と回答しています。

これらの取り組みにより、ヒースロー空港はより持続可能な移動の選択肢を旅行者に提供します。詳しくは、ヒースロー空港のウェブサイトを参照ください。