航空自衛隊は2018年5月28日(月)から6月30日(土)まで、アメリカ空軍が実施する演習「レッド・フラッグ・アラスカ」へ参加します。期間中は、アラスカ州アイルソン空軍基地、エレメンドルフ・リチャードソン統合基地とその周辺空域などで訓練を実施します。
空自の参加部隊は小松基地の第6航空団、浜松の警戒航空隊、小牧基地の第1輸送航空隊で、人員は航空総隊から約180名、航空支援集団からおよそ110名、計290名規模です。派遣する航空機はF-15J/DJが6機、E-767を1機、C-130Hを2機、KC-767Jを1機、計10機です。
このうち、「レッド・フラッグ・アラスカ」の期間は6月8日(金)から6月23日(土)で、防空戦闘、空中給油、戦術空輸などを実施し、日米共同訓練を通じた部隊の戦術技量、日米共同対処能力の向上を図ります。なお、F-15の日本/アラスカ間の移動時は、アメリカ空軍の空中給油機が空中給油を予定しています。