ヘルシンキ空港を運営するFinaviaは、2017年夏に試験導入したモバイル通訳サービス「Túlka」により、身振り手振りを交えたボディーランゲージを越え、顧客サービスのレベルを向上させています。
通訳サービス「Túlka」は、モバイルを通じてプロの通訳と接続します。中国語、日本語、ロシア語と10以上の言語で通訳が可能です。ヘルシンキ空港では、長距離路線が運航するエリアでの、免税店、空港の顧客サービス施設で使用されています。Finaviaによると、特に中国語での利用が多いとしていますが、フランス語の利用者にも使われています。
「Túlka」は、飲料水の入手場所や特定の店舗の場所を質問するケースで利用されているほか、免税店で特定の商品や詳細内容の説明で、売り上げ増にも貢献していると紹介されています。ショッピングで言語の壁が低くなり、自分の母国語でサービスを受けられることから満足度が高まっています。