宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年8月25日(土)、2020年度に試験機1号機の打ち上げが予定されている新型ロケット「H3(エイチスリー)」の固体ロケットブースタ、「SRB-3(エスアールビー・スリー)」の燃焼試験のライブ中継を実施します。
「SRB-3」は、燃料と酸化剤が混合後も不均質になっている不均質系推進薬のうち、酸素を含む微粒子と炭化水素系ポリマーからなる推進薬「コンポジット推進薬」を用いた固体ロケットで、H3ロケット用の固体ロケットブースタとして開発されてます。
試験を予定しているのは「実機型モータ」と呼ばれる試験用の「SRB-3」で、燃料タンクのモータケースに固体燃料を入れて点火し、燃焼時の特性など、設計意図どおりであるか確認します。
ライブ中継は、地上燃焼試験場から約900メートルにある、種子島宇宙センターの竹崎展望台から実施され、放送予定時刻は10時50分から11時5分頃の予定です。詳しくはJAXAのウェブサイトを参照ください。