成田国際空港(NAA)は2018年10月1日(月)から、共生財団事業として内窓設置事業の開始と既存の防音工事の充実を図ります。これは、2018年3月に開催された「成田空港に関する四者協議会」で合意された「成田空港の更なる機能強化に関する確認書」に基づき、実施されるものです。

内窓設置事業では、寝室への内窓設置工事と寝室の壁・天井補完工事を行います。対応は、現在居住する家族の人数分ですが、1人世帯であっても敷地外に子や孫がいる場合には2室対応します。対象エリアは、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法(騒特法)防止地区(A滑走路側)で、事業開始日時点で所在する住宅が対象となります。

防音工事の充実を図るため、ペアガラスへの助成、世帯の人数による防音工事限度額の柔軟化、浴室、洗面所、トイレの外郭防音化を実施します。対象エリアは、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律(騒防法)第1種区域内(A滑走路側)です。

詳しくは、成田国際空港のウェブサイトを参照ください。