隻眼のパイロット・前田伸二さんのスペシャルトークショー「コロナ禍世界初、私が地球を一人で飛んだ理由」が、2023年3月18日(土)・19日(日)、あいち航空ミュージアムと岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で開催されます。
トークショーは両館連携イベントとして企画されたもの。日本で絶たれたパイロットになる夢をアメリカで叶えた前田さんが、2021年にプロペラ機で世界一周を成し遂げた経験を語ります。
3月18日はあいち航空ミュージアムで13時30分から15時まで開催。予約は不要で入館料のみで参加できます。3月19日は岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で11時から12時15分まで、小学校高学年以上を対象に定員140名(「空宙博予約サイト」から事前申込120名、当日申込20名の先着順)で開催されます。
なお、スペシャルトークショーを記念し、3月18日(土)から4月9日(日)の期間に「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館とあいち航空ミュージアム」共通観覧券で入館すると、両館でオリジナル缶バッジ(非売品)が共通観覧券1枚につき1個プレゼントされます。
【前田伸二さんプロフィール】
1979年生まれ。北海道出身。日本航空高等学校卒業後、日本大学理工学部航空宇宙工学科に入学してわずか2ヶ月後に交通事故で片目の視力を失う。大学卒業後、アリゾナ州のエンブリ・リドル航空大学大学院在学中、片目の見えないパイロットとして自家用パイロット免許を取得。現在はワシントン州の民間航空機メーカーに勤務しながら、Snohomish Flying Serviceで飛行教官を務める。2018年に米国非営利団体「エアロ・ジパング・プロジェクト」を立ち上げ、2019年からは中部大学の客員准教授も務める。2021年にコロナ禍では世界初、単独地球一周フライト「アースラウンダー」を成功。