2013 RIAT(ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー)&スウィンドン懇親会 開催報告

2013 RIAT(ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー)&スウィンドン懇親会 開催報告

2013 RIAT(ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー)(7/20,21)&スウィンドン懇親会(7/20)の開催レポートです。
参加されたみなさん、お疲れさまでした&参加ありがとうございました。 (2013/10/08)

2013年07月20、21日 ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)
2013年07月22日 帰投日

世界最大の軍用機エアショーとも言われるロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)。
年々、各国の軍事予算の削減から、この世界最大のエアショーへの参加機数も少しずつ減少。そう言いながらも約230機が参加するエアショーはやはり世界最大級のエアショーでしょう。
今回は、「Friend of RIAT」と呼ばれる専用エリアに入場ができるMACH2というチケットを購入し、エアショー、そして帰投と計3日間をイギリス、フェアフォード空軍基地で楽しみました。

2013 RIAT会場 入口
フレッチェトリコローリ

2013年のRIATは、バルカン、VC-10と退役がささやかれる中での開催とあり、そのフライトを体感する絶好の機会。そんなことから、FlyTeamスタッフも、2013年のRAITへの訪問を計画しました。

バルカン
VC-10

さらに、例年、交互に参加しているイタリア空軍の「フレッチェトリコローリ」、60周年を迎えたフランス空軍の「パトルイユ・ド・フランス」、そしてイギリス空軍の「レッド・アローズ」とあわせて3つのアクロバットチームが一同に見ることができたことでも記憶に残るエアショーとなりました。

フレッチェトリコローリ
パトルイユ・ド・フランス

アメリカ空軍の参加が無い中でも、これら以外にも話題性は十分。ちょうどブリティッシュ・エアウェイズにA380が引き渡しされたことから、レッド・アローズとA380の競演(7/20)が実現。さらに、イギリス空軍も導入するA400Mとレッド・アローズが競演(7/21)し、ハイライトも盛りだくさん。

レッド・アローズとA380
A400Mとレッド・アローズ
ダム・バスターズ

また、ドイツのルール地方のダム攻撃から70周年にあたり、「ダム・バスターズ」としてバトル・オブ・ブリテン・メモリアル・フライトのランカスターがトーネードとの編隊飛行を披露するなど新旧各機種の展示飛行が分刻みで行われました。

ユーロファイター

各国から集まったユーロファイター、グリペンも続々と離陸しては、機動飛行、アクロバット飛行を披露。日本ではお目にかかれない機種も続々と登場し、会場でもジェット音やプロペラ機の音とともに、シャッター音が鳴り響き続きます。

会場、飛行機が並べられている様子

会場内に、所狭しと並べられた航空機たちのラインナップも豊富で、会場内を散策しても見応え充分。F-16、NH90、C-17グローブマスターと戦闘機、ヘリコプター、輸送機、エンブラエルのAWACSと様々。子ども向けの遊び場をはじめ、BAEのブースでは子どもたち向けのお絵描きをイベントで催すなど、各ブースでも様々に楽しめる工夫をしており、誰もが楽しめるイベントです。

会場内の各所にはホットドッグなど軽食を販売するブース、飛行機グッズのお店、トレイなど用意されています。
出店された多くのブースのうち、特ににぎわいを見せていた1つがバルカン・トゥ・ザ・スカイのブース。バルカンは2013年に整備、運航コストからフライトは終了すると噂されていますが、ブースではグッズなどを販売し、2015年に再びフライトすることを目指して資金集めを敢行。バルカンのフライト中にも寄付を呼びかけ、再び大空に舞い上がる準備をしています。

「Friend of RIAT」のエリアでは、専用のトイレが男性用、女性用で設けられ、トイレットペーパー完備、洗面台も完備。専用の販売ブースではイギリス名物のフィッシュ・アンド・チップス、ハンバーガー、ホットドッグといった軽食、コーヒー、クッキーなども手軽に購入でき、お昼時もそれほど並ばずに購入できます。

「Friend of RIAT」のチケットには、MACH1、MACH2、MACh3 class="headline__sub"があり、チケットの種類により、エアショーの前後のフライトインや帰投を多能できます。今回は、MACH2で帰投日(7/22)も参加しました。エアショーでは飛んでいない飛行機たちが実際に離陸していく姿を見ることができ、エアショーとはまた違った楽しみができます。地上展示であったコンステレーションが実際に飛ぶ様子を楽しむことができました。

イングリッシュ・エレクトリック キャンベラ
コンステレーション

最後に、会場へのアクセスは、スウィンドン駅近くのバスターミナルから、RAFフェアフォード行きのシャトルバスがエアショー期間中、運行(20、21日のみ)されています。
ただ、スタッフの移動は、すべてレンタカーで会場へアクセスしました。会場周辺ではやや渋滞はしますが、日本の強烈な渋滞といった感じはありませんでした。スウィンドンから、朝早めに出発すると会場の会場駐車場までは約40〜50分ほどの所用時間でした。スウィンドン駅からのシャトルバスを利用した方のお話だと、30〜40分ほどだったとのことです。

2013/7/20 FlyTeam 懇親会 (スウィンドン)

懇親会は、エアーショーの一日目(7/20)の夜、フェアフォードへのシャトルバスが到着するスウィンドンの街で、チャイニーズ・レストラン「Rendezvous」で19時より開催しました。FlyTeamユーザーさん、スタッフ合計11名の方に参加いただきました。お疲れさまでした。
バルカンやVC-10のフライト、イタリア空軍の「フレッチェトリコローリ」のフライトを見た後だけにトークもやや興奮気味。また、今後、行ってみたい世界各地のエアショー、RIATの後の旅行の予定など、それぞれ想い想いの話題で盛り上がりました。

RIATへの参加に関して、撮影メインの場合、やはり「Friend of RIAT」のチケット入手がおススメであること体感しました。FlyTeamスタッフは当初、帰投などを近くのキャンプ場で見学することを検討しました。実際のところは、キャンプ場などの場所では、逆光、あるいは離陸して上昇した場面となり、「Friend of RIAT」で確保しているスタンドのエリアがベストポジション。

懇親会でも撮影ポイントとして、「Friend of RIAT」のチケットを確保するのが良いというお話が大半でした。ちなみに参加された人たちは自力で航空券、ホテルを手配。RIAT後もそれぞれの旅行へと旅立ちました!
ご参加ありがとうございました!

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