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737 MAX、FAAも運航停止

エチオピア航空が運航する737-8-MAXの墜落を受け、各国の航空当局や航空各社が運航停止の措置を講じていますが、アメリカ連邦航空局(FAA)も737-8-MAX、737-9-MAXについて現地2019年3月13日(水)15時現在で運航停止を命じました。飛行中の機体は、着陸まで運航させ、到着後の離陸を認めません。

FAAの飛行停止はアメリカの航空会社と、アメリカの上空飛行の運航停止を命じたものですが、すでにヨーロッパの航空会社が運航停止し、今回の措置は主にアメリカの航空会社の運航停止につながります。中国民用航空局(CAAC)、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)、イギリス民間航空局(CAA)の後に、製造国当局のFAAが運航停止を判断する異例の展開です。

飛行停止中も一部、運航が認められる事例は、乗客を乗せずに機体保管のためのフェリーフライト、または製造時のテストフライト、修理や改修に伴うフライトです。

FAAが判断を変更した理由に、エチオピア航空の737-8-MAXが墜落した事案で、現場からの新たな情報、衛星からの飛行航路データを分析し、2018年に発生したライオンエアの墜落と類似点をさらに検討する必要があると説明しています。3月12日(火)までの説明では、「体系的な分析から性能の問題はない」としていましたが、飛行データの分析を運航停止の判断材料にあげました。

ボーイングはこのFAAの措置が決定した後、これまでの声明と同じく「737 MAXの安全性に完全に自信を持つ」とコメントすると当時に、FAAとアメリカ運輸安全委員会(NTSB)、世界各国の航空当局と航空会社との協議により、737 MAXの一時停止を推奨すると発表しました。すでに納入済みの737 MAXは計371機です。

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