航空自衛隊は2019年7月8日(月)から7月11(木)まで、「第1回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」を実施しました。

このプログラムは「自由で開かれたインド太平洋」の維持と強化のために、日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」に基づく取組です。ASEAN全加盟国とASEAN事務局から佐官級の参加者を招へいし、シンポジウムや航空自衛隊の部隊視察などを通じ、日ASEAN空軍種間での信頼醸成や国際法に係る共通認識の促進を図ります。

プログラム前半の2日間ではシンポジウムが開催され、「航空の安全保障」と「国際航空法と規範」について意見交換が実施されました。航空自衛隊からは、航空幕僚監部防衛部防衛課、首席法務官付などの職員が参加しています。

プログラム後半の2日間では、7月10日(水)に航空自衛隊入間基地の航空医学実験隊を訪問し、訓練装置見学と空間識訓練を体験、7月11日(木)は美保基地の第3輸送航空隊を訪問し、物料投下の訓練と施設の見学を実施しています。また、入間基地と美保基地の往復には、C-1輸送機とC-2輸送機による体験搭乗が行われました。

このほか、C-2輸送機のシミュレータ体験が実施され、同輸送機「88-1209」の前で第403飛行隊員との集合写真撮影が行われています。