中国・武漢を中心に「新型コロナウイルス」感染が拡大し、感染症危険レベルが引き上げられています。外務省は湖北省全域に対して、「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」を表すレベル3に引き上げています。
すでに武漢は空港が閉鎖され、武漢周辺の都市も閉鎖する措置が取られ、交通手段が限られています。政府は1月25日(土)と1月26日(日)の週末、武漢在住の日本人への意向確認を行い、希望者の帰国に向けて検討を進めました。これにより、チャーター機などを現地に向かわせる目処がつき、中国政府との調整が整い次第、現地に航空機を送り、帰国を希望する方を救出します。
武漢には、日本の航空会社では全日空(ANA)、春秋航空日本(SPRING)が成田からそれぞれ定期便を運航していますが、現在は武漢空港の閉鎖に伴い、いずれも運休となっています。政府の派遣するチャーター便はANAが1月28日(火)に運航するとみられます。