航空機関連事業や空港売店「BLUE SKY」の運営を手がけるJALUX(ジャルックス)は2020年3月、ラオスのワットタイ国際空港に、免税店「WATTAY INTERNATIONAL AIRPORT DUTY FREE」をオープン、2月19日(水)からプレオープンしています。この免税店は、日本の企業として初めての出店で、JALUXが海外空港で運営する免税店は、2016年に運営を開始したベトナムに続き、2カ国目となります。

免税店は、JALUXと現地のパートナー企業「AMZ」、JALUXグループの「JAL-DFS」、計3社による合弁会社「JALUX AMZ DUTY FREE」が運営します。JALUXは1999年にラオス空港公団、豊田通商とワットタイ国際空港の国際線ターミナル運営会社を設立し、同空港ターミナルビルの運営に携わってきました。ワットタイ国際空港の2019年の年間国際線旅客数は176万人で、運営開始時の10万人から拡大しており、JALUXの運営はラオス国政府も評価しています。

JALUXは現在、ハノイ・ノイバイ国際空港とダナン国際空港で合計5店舗を運営し、接客サービスや品揃えなどで、利用者から好評を得ています。同社は、ASEAN地域で事業展開を実施し、地域の経済発展に寄与する方針です。