イギリス海軍は、政府の新型コロナウィルス対策(COVID19)を支援する中、イギリス周辺の海峡や北海でロシア海軍艦艇7隻を捕捉しました。イギリス海軍の艦艇9隻が対応に当たりました。
捕捉したイギリス海軍の艦艇は、23型フリゲート「ケント(F-78)」、「サザランド(F-81)」、「アーガイル(F-231)」、「リッチモンド(F-239)」、リバー型哨戒艦「タイン(P-281)」、「マージー(P-283)」、タイド型給油艦「タイドフォース(A-139)」、「タイドスプリング(A-136)」、調査船「エコー(H-87)」です。第814海軍飛行隊のマリーンと第815海軍航空隊のワイルドキャットが情報収集などの支援を行いました。
捕捉されたロシア海軍の艦艇は、ステレグシュチイ級フリゲート3隻、ロプーチャ級揚陸艦2隻、アドミラル・グリゴロヴィチ級フリゲート2隻と支援船、タグボートでした。
このほか、「サザランド」は北大西洋条約機構(NATO)の任務でフランス海軍空母「シャルル・ド・ゴール(R91)」空母打撃群を支援し、ノルウェー、ドイツ、デンマークの艦艇と協力して防空演習や射撃訓練を実施しました。