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ロッキード・マーティン、米空軍予備役コマンドにHC-130J初納入

© Lockheed Martin photo by Amanda Harwell
HC-130Jコンバット・キングⅡ

ロッキード・マーティンは2020年4月2日(木)、アメリカ空軍予備役コマンドに最初のHC-130Jコンバット・キングⅡを納入しました。このHC-130Jは、ジョージア州マリエッタのロッキード・マーティンからフロリダ州のパトリック空軍基地の第920救難航空団の第39救難飛行隊へ納入されました。

空軍予備役コマンドでは1960年代から、HC-130Pコンバット・キングやHC-130Nコンバット・キングを運用し、3,000人以上を救助してきました。第920救難航空団は空軍予備役コマンドで唯一、HC-130Jを運用する唯一の航空団となります。

第920救難航空団は世界中、どこでも戦闘捜索救難を行える航空団です。HC-130のほか、戦闘捜索救難ヘリコプターHH-60ペイブ・ホークも運用しています。

HC-130JはHC-130Nの後継として、C-130Jをベースにした特殊戦型の航空機です。給油ポッドを使い、ヘリコプターに空中給油する能力を持っています。KC-10AやKC-46Aからフライング・ブーム方式で空中給油を受けることもでき、人道支援作戦、災害対応、緊急空中医療輸送などの任務に対応します。

C-130Jは、9つのバリエーションを持ち、20カ国に450機以上が納入され、飛行時間は200万時間超を記録しています。アメリカはC-130Jの世界最大のオペレーターで、空軍だけでなく、海兵隊、沿岸警備隊で運用しています。

期日: 2020/04/02から