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アメリカ空軍のB-1B爆撃機、南シナ海で世界にプレゼンス示す

© U.S. Air Force photo by Senior Airman Nicolas Erwin
離陸するB-1Bランサー

アメリカ空軍は2020年4月30日(木)、全地球打撃コマンド(AFGSC)第28爆撃航空団エルスワース空軍基地のB-1Bランサーが2機、南シナ海の上空を飛行したと発表しました。

B-1Bは、アメリカインド太平洋軍(USINDOPACOM)とアメリカ戦略軍(USSTRATCOM)の任務で、第909空中給油飛行隊のKC-135Rストラトタンカーの支援を受け、太平洋上空と南シナ海で往復32時間の作戦を実施しました。

これに先立ち、4月22日(水)には航空自衛隊のF-15やF-2、アメリカ空軍三沢基地のF-16と編隊飛行訓練を実施しました。

B-1は低空を高速で飛行、侵攻できる爆撃機としてロックウェルが開発し、1974年10月に初飛行しました。カーター政権時に開発中止の判断が下されましたが、レーガン政権が復活させ、これまでに100機が配備されています。イラクを空爆した1998年の「砂漠の狐作戦」で実戦デビューし、その後はアフガニスタンやリビア、シリアなどで実戦投入されています。

期日: 2020/04/30から
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