イギリス空軍(RAF)は2020年5月20日(水)、ユーロファイター・タイフーンFGRがアメリカ空軍(USAF)のB-1Bランサーと北海上空で飛行訓練を実施したと公表しました。訓練にはスウェーデンと、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のオランダとノルウェーも参加しました。
参加した航空機はRAFから、第6飛行隊のタイフーンFGR、ブライズ・ノートン空軍基地のボイジャー、第8飛行隊からE-3Dセントリーが参加しました。USAFから、第28爆撃航空団のB-1B、第100空中給油航空団のKC-135Rストラトタンカー、オランダ空軍(RNLAF)から第334飛行隊のKDC-10、ノルウェー空軍から第332飛行隊のF-35A、スウェーデン空軍のグリペンが参加しています。
訓練は、アメリカのエルスワース空軍基地から北海上空に飛来したB-1Bを、E-3Dが管制し、タイフーンによる護衛と共に空中給油機から給油を受けました。バルト海で護衛をスウェーデン空軍のグリペンに引き継ぎました。B-1Bは初めてスウェーデン上空を飛行し、その後はノルウェー空軍のF-35Aに引き継がれ、オーランド基地の近くを飛行しました。