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佐賀県防災航空隊、初号機受領 1月中旬から飛行訓練

© FlyTeam とらとらさん
佐賀県消防防災航空隊 BK117D-2 (とらとらさん撮影)

佐賀県は2020年12月28日(月)、防災航空隊が使用する初の航空機、川崎重工業製H145/BK117D-2ヘリコプター1機を導入しました。このヘリは機体番号(レジ)「JA153L」で登録されており、佐賀空港に設けられた防災航空センターに配備され、2021年1月中旬から各種訓練を開始します。BK117D-2が消防防災用に運用される初事例です。

1月中旬からの訓練は、機体習熟、地形習熟を予定しています。さらに、1月下旬から佐賀県内の各消防本部から選抜された9名の防災航空隊隊員が搭乗し、飛行時の活動を訓練します。3月末には、防災航空センター開所式と防災ヘリコプターの運用開始を予定しています。

佐賀県にはこれまで防災航空隊が置かれておらず、2020年4月1日(水)付けで防災航空隊が発足しました。ヘリコプター運航の専門的知見を有する運航安全管理監の下で、防災航空隊の隊員に選ばれた9名がこれまで訓練を重ねてきました。実機の到着で、3月までにさらに実践的な技術を修得する予定です。

なお、この佐賀県防災航空隊のBK117D-2はエス・ジー・シー佐賀航空が運航を受託しています。