アメリカ空軍のF-22ラプターが2021年3月12日(金)、岩国航空基地に飛来しました。ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地に所在する機体で、第199戦闘飛行隊(199 FS)、第19戦闘飛行隊(19 FS)の6機です。シリアルナンバーでは「03-4048」「03-4051」「03-4058」「04-4062」「04-4079」「05-4098」とみられます。この空軍機は、岩国基地のアメリカ海兵隊と共同訓練を実施します。

インド太平洋軍は、柔軟・機動的な戦力配置を継続的に実現することを目指しており、今回の飛来はその取り組みの一貫です。これにより、自由で開かれたインド太平洋の実現・維持に向けたアメリカのコミットメントを体現して行きます。

岩国基地には海兵隊にF-35BライトニングIIが配備されており、空軍のラプターとともに第5世代の戦闘機による統合訓練を実施します。空軍、海兵隊ともそれぞれの隊員に貴重な訓練の機会になるとコメントしています。