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JALの777-200ER「JA711J」、退役で米・ヴィクターヴィルへ

© FlyTeam garrettさん
現役時代の「JA711J」 (garrettさん撮影)

日本航空で活躍した777-200ERの機体記号(レジ)「JA711J」が2021年3月22日(月)、成田空港から離日しました。成田から直接、アメリカ・カリフォルニア州ヴィクターヴィル、サザンカリフォルニアロジステクス空港に向かいました。この機体は2005年8月に初飛行、同年月末にJALに引き渡しされました。

最後の定期便は、2月13日(土)にバンコクから羽田に戻るJL34便でした。この機体は1月中旬から羽田/バンコク線に固定されて運用されていました。エンジンはGE製のGE90を2基搭載しています。

導入時はビジネス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー149席、計245席の仕様でしたが、2016年7月に発表された国際線用777-200ERへの「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」導入にあわせビジネス42席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー154席、計236席に変更されていました。

また、JALが国立環境研究所と気象庁気象研究所に協力し、温室効果ガス観測プロジェクト「CONTRAILプロジェクト」でデータ採取活動を実施してきました。CONTRAILプロジェクトは「JA711J」以外にも、777-200ER、777-300ERが使用され、自動大気サンプリング装置(ASE)や二酸化炭素濃度連続測定装置(CME)を設置し、大気中の二酸化炭素濃度を測定していました。

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