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無人機XQ-58Aヴァルキリー初号機、アメリカ空軍博物館で展示へ

© U.S. Air Force photo by Ty Greenlees
クラトスXQ-58Aヴァルキリー初号機、空軍博物館で展示へ

アメリカ空軍研究所(AFRL)は、XQ-58Aヴァルキリーをアメリカ空軍博物館に移送します。移送するのはXQ-58Aヴァルキリーの1号機で、クラトス・ディフェンス・アンド・セキュリティ・ソリューションズが製造した機体です。AFRLの要求に従い、低コストかつ高性能な無人航空機として開発され、契約から2年で設計・製造・飛行試験を実施し、システム全体の性能検証がこの機体で実施されました。XQ-58Aは国立空軍博物館で将来、展示される予定です。

XQ-58Aヴァルキリーは、2019年3月5日(火)に初飛行。AFRLはこの初号機で4回、飛行試験を実施しました。クラトスが機体の設計と製造、AFRLが各種統合や構造試験、XQ-58Aの電気系統と制御サブシステムを評価しました。

© Kratos
F-22ラプター、F-35ライトニングIIと編隊飛行するXQ-58Aヴァルキリー、2020年12月

早期の調達とコスト抑制を実現し、高額な第4・第5世代戦闘機と併用可能な電子性能を備えた安価な無人機プログラム「ローコスト・アトゥライタブル・ストライク・デモンストレーター(Low Cost Attritable Aircraft Technology:LCAAT)」として開発が進められています。試験飛行でF-35ライトニングII、F-22ラプターとも編隊飛行し、第5世代戦闘機の護衛、敵偵察、火器使用などが想定されています。この無人機は、パラシュートで着陸、回収することで使い回しもでき航空機運用コストを抑え、撃墜時でも製造コストを抑えられることから、全体のコストが抑制され、能力増強にもつなげられるとの狙いがあります。

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