アメリカ・テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン社で、2014年7月24日、オーストラリア空軍のF-35AライトニングII初号機「AU-1」と2号機「AU-2」のロールアウト式典が開催されました。
式典にはアメリカ国防次官のフランク・ケンドール氏、オーストラリア空軍司令官のジェフ・ブラウン中将、ロッキード・マーティン会長兼社長CEOのマリリン・ヒューソン氏らが出席し、祝辞をスピーチしました。
オーストラリア空軍のF-35A導入により、同国航空産業界は4.12億ドル以上の恩恵が見込め、すでに60億ドル分以上の契約が結ばれています。
AU-1とAU-2は、燃料システムの機能チェックが行われたのち、地上試験と飛行試験が行われ、2014年後半にオーストラリア空軍へ引き渡されます。両機ともアリゾナ州のルーク空軍基地(AFB)へ運ばれオーストラリアやパートナー国のパイロット訓練に使用されます。