ログイン・新規登録
インフォメーション

FlyTeam サイト内のすべてのページを対象に検索します。

FlyTeam ニュースの記事のみを対象に検索します。

ベルギー空軍向け「F-35A」初号機、米ロッキード・マーティン工場でロールアウト

© Belge Ministère de la Défense
ベルギー空軍が初受領したF-35AライトニングII戦闘機

ベルギー国防省は、ベルギー空軍向けF-35AライトニングII戦闘機の初号機「機体記号:FL001」がロールアウトしたことを2023年12月11日に発表しました。製造したロッキード・マーティンのアメリカ・テキサス州にあるフォートワース工場にて、ロールアウト・セレモニーを実施し、ベルギーの首相や国防長官、空軍司令官などが出席。同国初となる、第5世代ジェット戦闘機の完成を祝いました。

「FL001」は今後、納入に向けた最終的なテストなどを行い、2024年中にベルギー空軍へ引き渡される予定です。2024年は計8機を受領予定で、夏以降にアリゾナ州のアメリカ空軍ルーク空軍基地にてパイロットと整備士の訓練を開始します。

© Belge Ministère de la Défense
ベルギー国旗がデザインされたF-35AライトニングII戦闘機

ベルギー空軍は、計34機のF-35Aを発注済み。製造するアメリカのロッキード・マーティンはベルギー空軍への納入に関して、NATOの主要同盟国であるベルギーとの同盟を強化するものであるとしています。ロッキード・マーティンではすでに、980機以上のF-35シリーズのステルス戦闘機を、アメリカをはじめ同盟国などを中心に納入。日本でも航空自衛隊がすでに運用を行なっています。ベルギー空軍が発注しているF-35は、基本形の「F-35A」型。派生型として、アメリカ海兵隊やイギリス軍などが短距離離陸・垂直着陸(STOVL)が可能な「F-35B」を運用しています。

この記事に関連するニュース