ベルギー空軍は2025年6月6日、公式Xにてベルギー空軍向けF-35AライトニングII戦闘機の9号機「機体記号:FL009」の姿を公開しました。
ポストでは、同機が製造されるロッキード・マーティンのフォートワース工場での様子を紹介。工場内で完成した機体の姿や、同機が屋外へ搬出される様子を見ることができます。機体には表面を保護する緑色のプライマー塗装が施されており、ステルス塗装を施す際の下地となります。ベルギー空軍によると、同機は最終仕上げと受入試験を行っているとのこと。仕上げと試験が完了すると、正式に納入されるものと見られます。
ベルギー空軍は34機のF-35Aを発注し、すでに「FL001」から「FL008」の8機を受領しています。製造するアメリカのロッキード・マーティンはベルギー空軍への納入に関して、NATOの主要同盟国であるベルギーとの同盟を強化するものであるとしています。