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P&W、A320neo搭載のPW1100Gエンジン FAAから型式証明を取得

© Pratt & Whitney
PW1100G-JMエンジン

プラット・アンド・ホイットニーは2014年12月19日(金)、アメリカ連邦航空局(FAA)からPW1100G-JMの型式証明を取得したと発表しました。A320neoは、エンジンを改良し、「シャークレット」と呼ばれる大型のウィングレットを標準装備した燃費効率が現行のA320よりも高い機材で、プラット・アンド・ホイットニー製のPW1100G-JM、またはCFMインターナショナル製のLEAP-1Aを装備できます。

プラット・アンド・ホイットニーはこの認可取得について、計画通りに達成し、ギアード・ターボファン・エンジン(GTF)技術の信頼性、堅牢性が認められたものだとしています。すでにA320neoの試験飛行機に搭載し、50フライト超で非常に良いパフォーマンスを示しているともコメントしています。

これを受け、日本企業もコメントを発表しています。三菱重工グループの三菱重工航空エンジンは、燃焼器部位の部品製造と燃焼器モジュールの組み立てを担当、川崎重工は低圧圧縮機部の主要部品の開発から生産と整備、IHIはファンモジュール、低圧圧縮機の一部などの主要部品の開発・設計・製造とエンジン整備を担当します。

なお、PW1100G-JMを搭載したA320neoは、2015年10月以降の第4四半期から営業運航が開始される予定です。A320neoは約3,800機の確定発注があり、このうち約1,100機がPW1100G-JMでの受注です。