ヴァージン・アトランティック航空のロンドン・ガトウィック発ラスベガス着のVS43便が2014年12月29日、ランディング・ギアの故障で離陸したばかりのガトウィック空港に戻り、無事に着陸しました。右主翼下に収納されているメインギアが稼働せず、着陸する様子がYoutubeに投稿されています。

ガトウィック空港の2本の滑走路のうち、26Lエンドから撮影したもので、08Rから進入してくる747の右主翼下のランディングギアが出ていません。着陸前に機体のバランスをコントロールし、着陸時に一度はバウンドします。ただ、再びメインギアの3本で着地し、ノーズギアも着地させ、バランスをとりながら滑走させ、スムーズな着陸を行っており、機体がわずかながら傾いている程度が分からないと、普通の着陸のようにも見えてしまいます。

緊急事態で空港の消防車や緊急車両などの登場するタイミングもわかり、万一の場合の緊急対応の手順も分かる内容になっています。