エアバス・ヘリコプターズは、2015年1月27日、パリで開いたプレス・ミーティングで、合計471機を引き渡した2014年の成果と、2015年3月にアメリカで開催されるヘリ・エキスポで次世代中型双発ヘリコプター「X4」を発表すると明らかにしました。

2014年の成果として、民間用と軍用のヘリコプター471機を引き渡し、402機を受注しました。とくに大型ヘリは、NH90を53機とシュペルピューマを48機と、初めて100機以上を納入しました。

新型機については、7トンクラスのEC175、中型のEC145 T2とEC135 T3/P3の3機種の型式証明取得と納入を達成しています。3月のヘリ・エキスポで発表するX4は、2015年に初飛行する準備を進めてきました。

2014年の売り上げのうち民間が52％で軍関係が48%、製品売り上げが58%でサービスが42%でした。地域別ではヨーロッパ・中東・アフリカが54%、アメリカが27%、アジア・太平洋地域が19%でした。

2014年の確定受注数は以下の通りです。
・EC120/EC130ファミリー：176機
・EC135：43機
・EC145：115機
・ドーファン/パンサー/ EC155ファミリー：28機
・EC175：8機
・シュペルピューマ/クーガー EC225/EC725ファミリー：32