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アメリカ海軍、E-2D空中給油システムの最終設計審査を完了

© U.S.Navy
E-2Cの「ドライ・プラグ」試験

アメリカ海軍は、2015年6月24日と25日に、E-2Dアドバンスド・ホークアイの空中給油(受油)システムの最終設計審査(critical design review)を完了したと発表しました。

アメリカ海軍では、外洋や沿岸地域の新たな脅威に対応するためE-2Dの飛行時間延長を要求し、2013年にノースロップ・グラマンへ2億2,670万ドルで空中給油システムの開発を発注しました。

E-2Dの変更箇所は、受油プローブにつながる燃料システム、長時間飛行可能で視界の広いシート、編隊灯、フライト・コントロール・システムのソフトウェアと広範囲にわたろます。

計画では、2015年後半に試験改修されるE-2Dがフロリダ州セントオーガスティンへ搬入され、2017年度から試験飛行を開始します。初期作戦能力(IOC)獲得は2020年度を目指しています。

航空自衛隊もE-2Dの採用を決めていますが、この空中給油システムを装備するかは不明です。なおイスラエル空軍はE-2Cに独自に空中給油プローブを取り付けて運用したことがあります。