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鳥取県知事、米子/仁川線のアシアナからエアソウルへの移管の動きに注視

アシアナ航空の米子/仁川線を支援する鳥取県の平井知事は、アシアナ航空が設立する新たな格安航空会社(LCC)のエアソウルに地方路線が移管されるとの韓国での報道について、動きを注視していくとの考えを示しました。2016年1月13日の定例記者会見での発言です。

アシアナ航空側からは運航会社がLCCに変更されるといった話しは聞いていない状態で、山陰支店は本社からLCC化の話はないという状況です。LCCへの変更は当面、韓国での手続きが進んでいる状況で、日本への運航を行う場合の申請時などに詳しく状況が聞けるとの見通しです。

アシアナ航空からLCCに路線が移管された場合、よりも使いやすい運賃が提供され、旅客が増え、運航便数が増加につながればメリットが出る可能性があると述べたものの、現段階ではこれを見通せる状況ではないとしています。一方で、安い運賃やツアーが多く出回ると、インバウンドでは受け入れる旅館など宿泊施設の経営が厳しくなる場合もあるとし、デメリットも指摘しています。

このため、アシアナ航空と冷静にその経営方針も含めて話し合いを行い、前向きに動向を注視していくとしています。

なお、アシアナ航空の米子/仁川線は、火、金、日の週3便をA320、またはA321で運航されています。