ヒースロー空港は、787ドリームライナーの乗入れが増加し、騒音指標が改善していると発表しました。ヒースロー空港を拠点とするヴァージン・アトランティック航空が747-400を機材更新し、787の導入を進めており、2016年1月から3月は同社の騒音指標は大きく改善しました。

このほか、エア・カナダ、エア・インディア、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空も787ドリームライナーを使用しており、6%の改善が見られました。大きな改善が見られたヴァージン・アトランティック航空は、ヒースロー空港の周辺地域の環境が改善されるだけでなく、静粛性が高く、燃費効率の良い機材の投資で、旅客にも喜んでもらえると言い、すでに13機目の787-9を導入、2018年までに17機体制となる予定です。

ヒースロー空港は世界でも騒音規制は最も厳しい空港の1つで、静粛性の高い機材の導入を積極的に推進しています。特に、夜間の規制は大きさにより最も性能の良い機材の使用を求めており、インセンティブの提供により、静粛性が高められています。