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タイ・エアアジアXが使用中の滑走路進入、チャイナ機が着陸復行 2月14日

© flightradar24
着陸をやり直したチャイナエアラインの航路

運輸安全委員会は2017年2月14日(火)、タイ・エアアジア・エックスが成田国際空港B滑走路への進入について、調査に着手したと発表しました。着陸体制でB滑走路に進入していたチャイナエアラインのCI106便がこれに伴い、着陸をやり直しました。国土交通省がこの事案を重大インシデントに認定、運輸安全委員会が調査を開始しています。

この事案は、成田空港を離陸しようと、タイ・エアアジア・エックスのXJ607便、A330-300の機体記号(レジ)「HS-XTC」が滑走路手前の停止位置を越え、滑走路に進入した可能性があったことから、管制官が着陸許可を受けていたチャイナエアラインのCI106便、A330-300の「B-18361」に着陸復行するよう指示しました。

着陸復行を指示した時点で、チャイナエアラインの「B-18361」は、B滑走路進入端から南南東約2キロメートル、高度約180メートルの位置にありました。flightradar24のデータによると、B滑走路に最も近づいた時点の速度は118ノット、高度200フィートでしたが、着陸をやり直し、20時31分に着陸しています。