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シンガポール・チャンギ国際空港は近々オープンの新ターミナル4を公開

© Changi Airport Group
到着ホール

シンガポール・チャンギ国際空港は近々オープンする新ターミナル4を公開しました。同ターミナルは、高級感のあるデザインと革新的な技術利用で新たな旅行体験を提供します。

同空港では初めて、FASTプログラムで端から端までのシームレスな手続きを提供し、顔認識ソフトウェアなどを含む技術を幅広く活用することにより、カウンターが開くまで待つ必要がなく、柔軟にチェックインが可能となるなど、効率性と生産性を強化します。なお、FASTプログラムの運用が安定すると、長期的に約20%のマンパワーの削減が期待されています。

新ターミナルは2階建てで225,000平方メートルと、ターミナル3の半分のコンパクトなサイズですが、ターミナル3の3分の2となる、年間1,600万人の乗客を受け入れられるようデザインされているほか、効率的な運営を可能とするため、出入国審査や保安検査も集中配置されています。

ターミナル4は、4社のエアアジア・グループ、キャセイパシフィック航空、セブパシフィック航空、大韓航空、春秋航空、ベトナム航空が利用し、年間800万人の搭乗者の利用が想定されています。キャセイパシフィック航空のファースト・ビジネスクラスラウンジ、料金を払って利用できる「SATS PPG Blossom Lounge」もトランジットエリアに配置されます。

このほか、リテール店舗や飲食店も80店舗以上が設備される予定で、8月に実施されるオープンハウスは人気で既にチケットが売り切れています。なお、最終的なオープンは、現在最終段階の準備試験が完了した時点で決定されます。詳しくは、チャンギ国際空港のウェブサイトを参照ください。