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アメリカンとカンタス航空、アメリカ運輸省に共同事業の認可を再申請

アメリカン航空とカンタス航空は2018年2月27日(火)、アメリカ運輸省(DOT)に共同事業の認可を求める申請を新たに行ったと発表しました。

共同事業が実現すると、北米とオーストラリア、ニュージーランド間を旅する搭乗者により一層の利便性を提供するほか、需要を刺激し、コードシェア拡大によるアクセス向上で最大2億2,100万米ドル、低価格や割引などを含み、両者の多様な運賃体系をそれぞれの路線ネットワークで提供することにより最大8,900万米ドルの年間計3億米ドル以上の消費者利益がもたらされるとしています。

また、北米とオーストラリア、ニュージーランド間において、いずれの航空会社も就航していない都市間で、新たな路線を開設する可能性に加え、マイレージプログラムのメリット向上や、ラウンジや手荷物システムへの投資など、顧客サービス全体の改善を推進し、新たに年間18万回の旅行需要を創出します。

なお、認可が下りない場合、両者はコードシェアを減らさざるをえず、北米とオーストラリア、ニュージーランド間で提供している路線や運航便数を脅かすことにつながり、例えば、カンタス航空がA380で運航するシドニー/ダラス・フォートワース線や、アメリカン航空が運航するロサンゼルス発着のシドニー、オークランド線の減便、キャンセルなどを強いられる可能性があります。

両社が2016年後半に行った認可申請では、両者によりアメリカ/オーストラリア間の直行便の約60%が同2社のコントロール下となり、将来的に競争と消費者の選択肢を減らすことにつながる可能性があるとして、アメリカ運輸省は申請を却下していました。なお、詳しくは、アメリカン航空、カンタス航空のウェブサイトを参照ください。