搭乗レビュー
高麗航空60周年記念 北朝鮮アビエーションツアー8・9レグ目
搭乗写真
総評
月刊エアライン最新12月号にて、P96~103の計8ページにわたりこの北朝鮮アビエーションツアーの記事を載せています。ぜひご覧ください。
さて、北朝鮮ツアーも後半戦に入った9月24日。この日の午後はこのツアー最大の祝賀フライトとなりました。高麗航空最古参イリューシンIL-18にて北朝鮮東岸、日本海に面する港湾都市 元山(Wonsan)に飛びます。
みなさまご存じ、貨客船万景峰(Mangyongbong)号が停泊する北朝鮮第二の都市元山。しかしながらこれまで民間空港は存在しませんでした。
外貨獲得を目論み訪朝観光客増加を推進する金正恩第一書記は、この地に民間空港の建設を決断。正式名称は「元山葛麻(Kalma)空港」。今夏に竣工しました。平壌に続き第二の本格的な国際空港として始動します。
我々のフライトはこのできたばかり、まだ開業していない元山空港へ。なんとこのツアーのために特別に空港を先行稼働。我々の乗るIL-18が商業フライトとしてのファーストランディングとなりました。
4発プロペラ機のIL-18。しかしながら定員は100人以上と大型。複数グループが搭乗し満杯となった機内はオンボロの冷房装置ではとても追いつかずサウナ状態。暑さから解放されるには早く上空に行ってもらうほかありません。
100人以上を4発プロペラで運ぶということで少々心もとなかったものの、それを覆すような力強い推進力で平壌空港RWY17を蹴りました。
ウェイトバランスにはかなり気を遣わなくてはならないようで飛行中は前後方向の移動に人数制限がかけられました。
30分のフライトのため機内サービスは行われずそのまま元山にアプローチ。
空港北側の元山港を横目に、真っ白なコンクリート舗装のランウェイへ。RWY15にタッチダウン。記念すべきファーストランディングに機内は大盛り上がりとなりました。
他の地方空港とは異色の規模・デザインのターミナル前にスポットイン。
降機後はもちろんランプでの機体撮影会。クルーの皆様が横ならびに整列し青空のもと素晴らしい画に。
他グループの搭乗する機材(Tu-134が1機、An-24が2機)が後から到着するため着陸を撮影しに我々一行はランウェイ横のタキシーウェイまでウォーキング。真っ白なランプに透き通るような青空。まるでグアムのような光景。北朝鮮とは思えません。
3機の到着後は撮影会再開。ピカピカの空港に並ぶ機齢40年以上の旧ソ連機の数々。違和感しかありませんね。
翌朝に同じIL-18にて平壌に戻りました。
さて、北朝鮮ツアーも後半戦に入った9月24日。この日の午後はこのツアー最大の祝賀フライトとなりました。高麗航空最古参イリューシンIL-18にて北朝鮮東岸、日本海に面する港湾都市 元山(Wonsan)に飛びます。
みなさまご存じ、貨客船万景峰(Mangyongbong)号が停泊する北朝鮮第二の都市元山。しかしながらこれまで民間空港は存在しませんでした。
外貨獲得を目論み訪朝観光客増加を推進する金正恩第一書記は、この地に民間空港の建設を決断。正式名称は「元山葛麻(Kalma)空港」。今夏に竣工しました。平壌に続き第二の本格的な国際空港として始動します。
我々のフライトはこのできたばかり、まだ開業していない元山空港へ。なんとこのツアーのために特別に空港を先行稼働。我々の乗るIL-18が商業フライトとしてのファーストランディングとなりました。
4発プロペラ機のIL-18。しかしながら定員は100人以上と大型。複数グループが搭乗し満杯となった機内はオンボロの冷房装置ではとても追いつかずサウナ状態。暑さから解放されるには早く上空に行ってもらうほかありません。
100人以上を4発プロペラで運ぶということで少々心もとなかったものの、それを覆すような力強い推進力で平壌空港RWY17を蹴りました。
ウェイトバランスにはかなり気を遣わなくてはならないようで飛行中は前後方向の移動に人数制限がかけられました。
30分のフライトのため機内サービスは行われずそのまま元山にアプローチ。
空港北側の元山港を横目に、真っ白なコンクリート舗装のランウェイへ。RWY15にタッチダウン。記念すべきファーストランディングに機内は大盛り上がりとなりました。
他の地方空港とは異色の規模・デザインのターミナル前にスポットイン。
降機後はもちろんランプでの機体撮影会。クルーの皆様が横ならびに整列し青空のもと素晴らしい画に。
他グループの搭乗する機材(Tu-134が1機、An-24が2機)が後から到着するため着陸を撮影しに我々一行はランウェイ横のタキシーウェイまでウォーキング。真っ白なランプに透き通るような青空。まるでグアムのような光景。北朝鮮とは思えません。
3機の到着後は撮影会再開。ピカピカの空港に並ぶ機齢40年以上の旧ソ連機の数々。違和感しかありませんね。
翌朝に同じIL-18にて平壌に戻りました。
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お久しぶりです。
日本に住んでいては乗る事すらない筈の旧ソ連機に乗れるなんて羨ましいです。
この目で見たことすらない機体の数々に乗りまくる事ができ感無量でした。
ぜひ何年後かにまたこれらに乗りに訪朝したいところです。
観光客は行き来出来るのに、拉致された人は帰って来ない。
切ないですね。