航空会社 アリタリア航空
搭乗レビュー
空から見る花の都フィレンツェ、A319でのリージョナルフライト。《Viaggio per Italia volo3》
搭乗写真
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2階(piano1)に上がって右手正... 続き
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Terrazza(テラス)と書かれた... 続き
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セキュリティチェック後にある広めのバ... 続き
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折り返しフィウミチーノ行きとなる搭乗... 続き
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いいですねこうゆうの。いいですね。
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搭乗時間になり、アナウンスが流れます... 続き
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前後二箇所のタラップ。
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やっぱり、前からの方が多い。
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おなじみ3-3配列の黒革張り。膝はあ... 続き
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モニターがあった跡と、カードを読む機... 続き
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南に向けテイクオフ。アルノ川沿いの遠... 続き
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フィウミチーノ北方にあるブラッチャー... 続き
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空港に繋がるアウトストラーダA12号... 続き
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12:50ころ、無事タッチダウン!着... 続き
総評
午前10時が迫ろうとも、フィレンツェ市街周辺の幹線道路はまだまだ混んでいた。タクシーの窓から、空港を示す看板「↑Vespucci」が増えてくるのを見ながら、郊外に行くにつれて変わっていく町並みを楽しんでいた。
フィレンツェからはアリタリアの短距離国内線でローマ入りする手を選んだ。20代のときローマ近郊に滞在して、電車で死ぬ程乗った区間だから、今回は敢えて空を、ということもある。
理由を付け加えるなら、いまやだいぶ便利になった高速列車(frecciarossaなど)は、ほとんどアジア系の旅行者で賑やかに占領されていて、あまりヨーロッパの旅情を感じれなくなった気がするから。いち東洋人である自分が言うのも何なのですが。
当路線がどうかは分からないけど、ここ数年で増えたであろう近距離圏の空の路は、まさにコミュニティ内の住人や旅行者の足、という印象が強い。
そんなわけで、フィレンツェのアメリゴ・ヴェスプッチ空港の気になる立地は、観光メインの市街からタクシーやバスでおよそ25分くらい。鉄道のサンタマリアノヴェッラ駅と対決すれば、お世辞にも便利とは言い難い場所だけど、なかなかどうして、コンパクトで派手過ぎないため居心地もよく、住民や近隣諸国のひとたちは使い勝手も良いんだろうなと感じさせる作りだった。残念ながら、オブザヴェーションデッキ的なものはないのだけど、ゲートエリアにいくと見晴らしの良いバールというか軽食フードコートがある。ここだとスポットとランウェイ(遠いけど)が見渡せる。
アリタリア便出発のきっかり2時間前になると、一列を占めるAZ check-inカウンターに女性スタッフ2名が会話をしながらやってくる。順番を待つ列には、絵画を額ごと梱包してるであろう荷物を持つ人や、長い休暇のあとを物語るような、何段積みかになったスーツケースをカートに載せている欧米の方達がたくさんだ。ひとつの街に長期滞在する人達にとっては、やっぱり空を行き来するのが必然なんだろうなと、自分の荷物と見比べながら順番を待った。
セキュリティは同フロアの奥にある。レーンは8か所くらいあったと記憶してるが、使っていたのは2つのみ。そこを通り過ぎるとバールがあったので、白ワインとエスプレッソをいただきながら、スポットに集まるリージョナルシップスを眺めていた。
搭乗時間が近くなり、バールのある階から階段で下へ。各ゲートごとにベンチが設けられていて、トスカーナ土産が一通り揃う免税店や時計、服のお店がいくつかあった。短時間フライトだけどトイレをすませ、07ゲートから11:40にバス乗車。
ローマ・フィウミチーノ行きのアリタリア、AZ1678便は、A319。日本ではB772に見慣れているせいか、短めに描かれたグリーンのラインと大きめな垂直尾翼で、どことなく可愛く見える。前後二箇所に設けられたタラップの、後方から搭乗した。
席は搭乗率8、9割という埋まり方で、短い路線ながらも平素からきっと利用者がいるんだなと実感。ローマ以遠への国際線乗り継ぎにも勿論使われているんだろう。
12:10、定刻通り動き出した当機は、一本しかないランウェイの北端に向かい、順番を待つわけでもなくあっさり加速し、スッと離陸した。南西方向に飛び立ち、上昇しながら左旋回。すると遠くに旧市街の特徴的な屋根がちらほら見て取れる。霞がなかったらもっとクッキリ見えていただろうから少し残念。
上空でのサービスは一切なしで、席を立つ人もほとんどいなかった。CAさんは確か3名。イタリアのマンマとゆうイメージそのままの熟年の方もいて、そういった意味で安心感もあった。
座席は広めで、シートも座面が大きいのでありがたい。
イタリアの背骨のような山脈が、山頂に沿って縦に雪を戴いているのが、進行方向左側の窓から見える。平行になってからものの20分ほどで降下開始。ラツィオ州の北部のごつごつとした地形が見えてくる。ブラッチャーノ湖の水面が見えるとフィウミチーノ空港はもうすぐ。
天気は良好、気温は20℃。最高のローマが待っていた。定刻通り着陸、T-1のスポットに無事到着した。周りのスポットにも同じアリタリアの小型機や、ミストラルや元Air One塗装機など、仲間っぽいシップが沢山停まっていた。
イタリアのキャリア・アリタリアの短距離線ということで、良い意味で細かい期待はしていなかったけど笑、このフライトに関しては操縦もスマートで乗り心地は最高だった。良好な気象条件もあると思うけど。
バゲージをピックアップして(そんなには待たず)、T-1からT-3まで歩き、市内行きバスのチケットを買って乗車。10年ぶりに訪れる古都ローマにむけ、満員のシャトルは走り出した。
残すはナポリからミュンヘン経由の帰国フライト、二便です。追って記します。では、みなさんも良い旅を。
フィレンツェからはアリタリアの短距離国内線でローマ入りする手を選んだ。20代のときローマ近郊に滞在して、電車で死ぬ程乗った区間だから、今回は敢えて空を、ということもある。
理由を付け加えるなら、いまやだいぶ便利になった高速列車(frecciarossaなど)は、ほとんどアジア系の旅行者で賑やかに占領されていて、あまりヨーロッパの旅情を感じれなくなった気がするから。いち東洋人である自分が言うのも何なのですが。
当路線がどうかは分からないけど、ここ数年で増えたであろう近距離圏の空の路は、まさにコミュニティ内の住人や旅行者の足、という印象が強い。
そんなわけで、フィレンツェのアメリゴ・ヴェスプッチ空港の気になる立地は、観光メインの市街からタクシーやバスでおよそ25分くらい。鉄道のサンタマリアノヴェッラ駅と対決すれば、お世辞にも便利とは言い難い場所だけど、なかなかどうして、コンパクトで派手過ぎないため居心地もよく、住民や近隣諸国のひとたちは使い勝手も良いんだろうなと感じさせる作りだった。残念ながら、オブザヴェーションデッキ的なものはないのだけど、ゲートエリアにいくと見晴らしの良いバールというか軽食フードコートがある。ここだとスポットとランウェイ(遠いけど)が見渡せる。
アリタリア便出発のきっかり2時間前になると、一列を占めるAZ check-inカウンターに女性スタッフ2名が会話をしながらやってくる。順番を待つ列には、絵画を額ごと梱包してるであろう荷物を持つ人や、長い休暇のあとを物語るような、何段積みかになったスーツケースをカートに載せている欧米の方達がたくさんだ。ひとつの街に長期滞在する人達にとっては、やっぱり空を行き来するのが必然なんだろうなと、自分の荷物と見比べながら順番を待った。
セキュリティは同フロアの奥にある。レーンは8か所くらいあったと記憶してるが、使っていたのは2つのみ。そこを通り過ぎるとバールがあったので、白ワインとエスプレッソをいただきながら、スポットに集まるリージョナルシップスを眺めていた。
搭乗時間が近くなり、バールのある階から階段で下へ。各ゲートごとにベンチが設けられていて、トスカーナ土産が一通り揃う免税店や時計、服のお店がいくつかあった。短時間フライトだけどトイレをすませ、07ゲートから11:40にバス乗車。
ローマ・フィウミチーノ行きのアリタリア、AZ1678便は、A319。日本ではB772に見慣れているせいか、短めに描かれたグリーンのラインと大きめな垂直尾翼で、どことなく可愛く見える。前後二箇所に設けられたタラップの、後方から搭乗した。
席は搭乗率8、9割という埋まり方で、短い路線ながらも平素からきっと利用者がいるんだなと実感。ローマ以遠への国際線乗り継ぎにも勿論使われているんだろう。
12:10、定刻通り動き出した当機は、一本しかないランウェイの北端に向かい、順番を待つわけでもなくあっさり加速し、スッと離陸した。南西方向に飛び立ち、上昇しながら左旋回。すると遠くに旧市街の特徴的な屋根がちらほら見て取れる。霞がなかったらもっとクッキリ見えていただろうから少し残念。
上空でのサービスは一切なしで、席を立つ人もほとんどいなかった。CAさんは確か3名。イタリアのマンマとゆうイメージそのままの熟年の方もいて、そういった意味で安心感もあった。
座席は広めで、シートも座面が大きいのでありがたい。
イタリアの背骨のような山脈が、山頂に沿って縦に雪を戴いているのが、進行方向左側の窓から見える。平行になってからものの20分ほどで降下開始。ラツィオ州の北部のごつごつとした地形が見えてくる。ブラッチャーノ湖の水面が見えるとフィウミチーノ空港はもうすぐ。
天気は良好、気温は20℃。最高のローマが待っていた。定刻通り着陸、T-1のスポットに無事到着した。周りのスポットにも同じアリタリアの小型機や、ミストラルや元Air One塗装機など、仲間っぽいシップが沢山停まっていた。
イタリアのキャリア・アリタリアの短距離線ということで、良い意味で細かい期待はしていなかったけど笑、このフライトに関しては操縦もスマートで乗り心地は最高だった。良好な気象条件もあると思うけど。
バゲージをピックアップして(そんなには待たず)、T-1からT-3まで歩き、市内行きバスのチケットを買って乗車。10年ぶりに訪れる古都ローマにむけ、満員のシャトルは走り出した。
残すはナポリからミュンヘン経由の帰国フライト、二便です。追って記します。では、みなさんも良い旅を。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 22A
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 12:10
- 搭乗時刻
- 11:40
- 出発時刻
- 12:10
- 到着予定時刻
- 13:00
- 到着時刻
- 13:00
- 予定飛行時間
- 50m
- 出発ゲート・スポット
- 07
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